鳥取県西部地震

1.地震の諸元

名称2000年(平成12年)鳥取県西部地震
発生年月日2000年10月6日 午後1時30分頃
震源地北緯35.2度 東経133.3度
深さ10㎞
マグニチュード7.3
【本震及び余震の震央分布】

気象庁の報道発表資料より(平成12年10月13日16時)


2.地震調査報告書




3.地震波形及び柱状図


防災研のデータを元に作成しました。











4.被害写真


下図の説明文をクリックすると写真詳細へ移動します。





境港漁港(岸壁のはらみ出し)


【境港漁港】
液状化により護岸がはらみだし、引きずられるように柱の基礎が前面に移動。柱が傾斜している。



中浦水門(両岸岸壁部の変状、取付道路の変状)


【境港とその西方の江島を結ぶ中浦水門】
橋梁取り付け部盛土が沈下。水門に大きな被害は見受けられなかった。



竹内工業団地(埋立地域の液状化)


【境港市美保湾に面した埋立地】
液状化に伴う地盤変状でマンホールが圧壊。同団地では全面的に液状化が発生した模様である。


【同埋立地内印刷工場】
多量の噴砂発生。工場経営者の話では、水は夜まで出続けたらしい。


【同埋立地内印刷工場】


【同印刷工場建屋】
建屋の不同沈下。工場は杭基礎で支持されている。建物内では、基礎間の床板が沈下していた。


【印刷工場内建物】
不同沈下による建物間の相対変位で、管の継手が変状している。



冨益団地(旧湖沼部での液状化)


【冨益団地】
冨益団地では相当規模の液状化が発生し、住宅等にも沈下傾斜等の被害が発生したようである。住民の話によると、写真の周辺は、昔沼地であったらしい。



安倍彦名団地(液状化)


【米子港西方に位置する中海に面した住宅地】
液状化により道路にクラック発生。


【同団地の住宅】
液状化に伴う不同沈下により住宅が最大数度傾斜(写真右の住宅は右に、中央の住宅は左方に、左の住宅は右方に傾斜)



米子港(エプロンの沈下)


【中海東方に位置する米子港】
護岸のはらみ出しに伴い背後地盤が沈下している。周辺で噴砂があった。



児童文化センター(液状化)


【米子市内にある児童文化施設】
液状化が発生し、杭基礎で支持された建物の周辺が沈下。職員が多量の泥水が噴出している様子を目撃している。建物に構造的な被害は無かったようである。


【同施設】
地震直後に水と砂が噴いている状況
(写真提供:米子市児童文化センター)


【同施設】
噴砂口



中海橋(地盤変状)


【中海橋付近の干拓堤防】
安来市の島田町から中海町にかけて広がる干拓地においても、堤防被害があった。写真の左側が河川で、右側が干拓地である。堤防の天端で陥没が見られた。



安来市(液状化、護岸の破損)


【安来市内細木付近護岸】
錦浜東側の堤防である。盛土背面は写真に示すように、アスファルト部分でクラックや陥没がみられた。付近では噴砂もあった。


【護岸変状前面】


【護岸変状遠景】



飯島町(水田地帯での液状化)


【道路に生じた段差】
カルバート周辺では道路に段差が生じていた。


【噴砂】
付近では噴砂が生じていた。



さきだ大橋(干拓堤防の変状)


【堤防小段の変状】
錦浜東側の堤防において変状がみられた。
背面は写真に示すようにクラックや陥没が見られた。


【堤防小段の変状】
同上


【堤防裏水路の噴砂】
天端から30mほど離れた箇所にある水路には噴砂がみられた。



揖屋排水機場(干拓堤防の変状)


【盛土前面】
前面の平坦部では噴砂が多く見受けられた。


【盛土背面小段】
法尻部や小段でクラックが何本も生じていた。


【揖屋排水機場】
建物の2F部分から堤防に渡る通路や、階段の取付部が破損していた。干拓にかけて並列した三本の鋼管を設置中であった。


【堤防法尻部の変状に伴うアスファルト舗装の破壊】
天端から約80mほど離れたところから撮影した盛土の背面の様子である。この付近ではアスファルトが盛り上がったり、捲れあがったりしていた。周辺の水路では噴砂がみられた。



大海崎鼻(液状化)


【大海崎橋付近】
写真のように1m以上の大きな噴砂孔がいくつかあった。



大根島~大浦崎を結ぶ盛土(堤防のり尻部の変状)


【大浦崎堤防】
堤防の小段や法尻でクラックや噴砂等がみられた。


【大海崎橋付近堤防南側亀裂】



国道180号線(擁壁の倒壊)



【日野町本郷 国道180号線】
尾根部分にブロック積み擁壁を設置していたが、表層崩壊に伴い倒壊した。手前コンクリート擁壁は倒壊は免れたものの、頭部部分は10°程度前側に傾いている。


【同上】