当社は地盤調査の豊富な経験を活かし、海上風力発電事業のワンストップ事業者支援に取り組んでいます。
当社の特徴
- オリオンや100H、85Hを自社保有(調査SEPでは国内最大級)しています。
- 1976年に当社がCPTを国内に導入し、日本・海外を問わず実績経験が豊富です。
- 既に認証、技術支援の実績が多数あります。
- 事業計画から運営段階まで、ワンストップにトータル支援が可能です。
開発手順と地盤調査

開発手順と地盤調査
様々な段階において地層状況が風車基礎形式に与える影響を判定します


風力発電の環境アセスメントへの取組
風力発電等の大規模開発について、一定規模以上の開発要件においては、環境影響評法及び各自治体の条例により環境影響評価の実施が義務付けられています。当社では、保有する調査・予測技術や、数多くのアセス・地元説明対応実績により円滑な環境影響評価手続きをトータルでサポートします。
ドローンなどの最新機器、ドップラー式流行流速計(ADCP)などの専門的な調査機材を活用し、効果的かつ精密な調査を実施しています。




当社は、風車騒音シミュレーションや生態系影響予測等の生活環境・自然環境全般の予測評価技術を有しています。また、数多くのアセス実績から地元合意形成をスムーズに図るためのサポートが可能です。
リスク評価のための地盤調査
デスクトップスタディで抽出した様々な地盤ハザードに対して、リスクを解明するための適切な調査方法を適用していきます。
例えば、海底地形を測量する音響測深、海底面を状況を調べるサイドスキャンソナーやインターフェロメトリ、広域的な地盤構成を確認する音波探査、詳細な地層の状況と設計定数を求めるボーリング調査、ボーリング調査を補完してジャストポイントの地盤確認を行うCPT調査などであり、これらの結果からリスクの評価を行います。

画像提供:(株)地球科学総合研究所

画像提供:深田サルベージ建設(株)
外洋の気象条件に適した適切なボーリング用海上足場



大水深対応スパット台船オリオン
ジオハザードと地盤評価
各種調査結果を総合的に検討し、ジオハザードを固定してリスク評価を行うとともに、ウインドファーム構築のための地盤評価を行います。

「洋上風力「拠点港・基地港」整備の実現と更なる洋上風力の開発に向けて

図:拠点港のイメージ
(参照 洋上風力産業拠点の形成による地域振興・雇用創出独立行政法人経済産業研究所)
PFI等の行政支援や環境影響評価、港湾施設調査・設計等の実績を多く保有しており、港湾管理者、地域住民等の合意形成に必要となる様々な問題解決に必要なソリューションを提供します。
事例

石狩湾事例
2016-2017年
石狩湾新港の港湾区域内において、洋上風力発電事業を目的とする、鋼製櫓を用いた海上ボーリングおよび作業台船によるCPT調査を実施いたしました。
調査を担当した北海道支社は、スパッド台船や鋼製櫓を所有しており、道内における豊富な海上調査の実績を背景に、付加価値の高い調査を行います。
風力発電事業のワンストップ事業者支援
土木設計技術、各種許可手続き、PFI事業での資金調達、公共事業での発注者支援等の経験を生かした風力発電導入時の各フェーズにおける事業者支援をワンストップに提供可能です。
詳しくは担当までお問い合わせください。