70年の歴史の重みと100年企業への夢
基礎地盤コンサルタンツ株式会社が創業70周年を迎える令和5年8月29日、東陽町の「ホテルイースト 21」にて、記念式典が開催された。
式典は、柳浦良行社長の「100年企業へのビジョン」を語るスピーチからスタート。インフラ空間情報事業で進化を遂げてきた基礎地盤コンサルタンツが、さらなる夢の実現のために、1.宇宙空間への進出、2.海洋開発への参加、3.地盤情報のさらなる活用、という3つのビジョンを掲げ、来場者からの大きな拍手に迎えられた。
続いて会場では、「SIP 海洋プログラムが拓く海の世界」(基調講演①)
内閣府総合科学技術イノベーション会議戦略イノベーション創造プログラム(SIP)第3期「海洋安全保障プラットフォームの構築」プログラム、プログラム・ディレクター・石井正一様
「室内土質試験のこれまでの発展と今後の更なる活用への期待」(基調講演②)
公益社団法人地盤工学会会長、東京大学名誉教授・古関潤一様
という、ふたつの基調講演が行われ、これからのニッポンの海洋資源開発への取り組み、我が国の地盤調査の歴史や今後の発展などについて、貴重なお話をお伺いすることができた。
最後に、「地盤情報のフロンティア」と題して当社の技術開発の歴史を尾高技術副本部長が紹介し、鈴木事業本部長による閉会挨拶で、約3時間に渡る記念講演の幕を閉じた。
会場を移した記念祝賀会では、柳浦社長の挨拶のほか、人・夢・技術グループ株式会社社長・永冶泰司氏、学校法人関東学院理事長・規矩大義氏による来賓の挨拶が行われ、当社顧問である安田進先生による乾杯の音頭で、盛大に祝賀の宴がスタートした。
会場内では、基礎地盤コンサルタンツ各支社の紹介や写真コンテスト、支社に縁のある日本酒の人気投票、漫才師・元気丸さんによる「土木漫才」など、さまざまな企画も用意され、会場はおおいに盛り上がりを見せた。
式典は無事終了し、次なる10年に向け、基礎地盤コンサルタンツは新たな道を歩み始めた。
基礎地盤コンサルタンツ創業70周年記念誌PDF