基礎地盤コンサルタンツの科学

未来予想図を現実に変える基礎地盤コンサルタンツの科学

防災・減災を実現するための「広域地盤災害予測(液状化予測図)」


液状化予測図(東京都HPより)

液状化予測図(東京都HPより)

液状化予測図は「ハザードマップ」のひとつです。防災意識の高い社会を実現していくための重要なキーワードになります。当社は、最新の知見を踏まえた液状化判定方法の見直しを行い、地盤情報システムによるデータベース化を支援します。


洋上風力発電、海底資源開発のための「海底地盤リスクの評価」


海底地質リスク

海底地質リスク

日本の面積は世界第 61 位ですが、排他的経済水域を加えると世界第6位に相当する広さになります。海洋はこれからの日本が生きていくための必要不可欠な場となります。当社は、洋上風力発電や海底資源開発のための、日本独自の海底地質リスクの評価方法や調査方法を開発しています。


地中インフラ更新・都市再開発のための「地中構造物の可視化」


3次元地盤図

3次元地盤図

近年、地中インフラの更新や都市開発が広く行われています。これらの事業では、工事を進める際、「地下に何があるかわからない」ことが大きな課題となります。この課題に対して、「地中可視化技術」を開発し、地下埋設物の3次元マップの作成に取り組んでいます。


水の安全を保障するための「地表水、地下水の管理」


里山保全(イメージ)

里山保全(イメージ)

人が利用する水の約7~8割は地下水です。水は蒸発、降水、地表水、地盤への浸透などの行程を経て、地球上を絶えず循環しています。この「水循環」への徹底した管理、コンサルティングを通じ、生命にとって欠かせない水の「安全保障」を目指しています。


衛星を使って違法盛土を発掘・監視


SAR画像

SAR画像

2023年(令和5年)5月に危険な盛土等を全国一律の基準で包括的に規制する「宅地造成等規制法の一部を改正する法律」(盛土規制法)が公布されました。当社は、SAR衛星を用いたリモートセンシング技術を活用し、時期の異なる衛星画像に対し干渉SAR解析を行うことにより、盛土など地形が改変された場所を抽出するとともに、盛土等の拡大を監視します。
リモートセンシング-地盤変動解析


「月面基地」建設のための技術開発に参画


宇宙無人建設革新技術開発推進事業@JAXA

2022年6月、国が進める「宇宙無人建設革新技術開発推進事業」の技術開発の実施対象に、当社が参加するプロジェクトが採択されました。
月面測量と地質調査を同時に行い、3次元地質図を作る無人調査システムを開発しています。今期においては、当社で月面地盤を模した材料を用いた土質試験を行いました。
当社が参加するチームの「宇宙無人建設革新技術開発推進事業」の技術研究開発が採択されました