技術資料「地形・地質から見た地震災害」公開のお知らせ

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 弊社では、最初の都市型災害と言われている1978年宮城県沖地震以来、国内外の被害地震について現地調査を行い、その結果を調査報告書とし内外に公表してきました。これまで作成した調査報告書は、国内23地震、国外5地震に上っております。

 今回、公表した技術資料は、特に被害の大きかった地震を対象として、これまでの調査速報を基本として、調査段階でははっきりしなかった被害原因やその後の復旧に関する情報も加えて簡潔にまとめたものです。取り上げた地震は1978年宮城県沖地震から1995年兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)までの8地震です。いずれの地震も大きな地盤災害が発生し、世間の注目を集めた地震です。地盤や土構造物を中心とした地震被害への理解が深まれば幸いと存じます。


《目次》
1.本書の内容・構成
2.宮城県沖地震 
 2.1 地震および被害の概要
 2.2 宮城県および仙台周辺の地形・地質
 2.3 地震被害
3.日本海中部地震 
 3.1 地震および被害の概要
 3.2 青森・秋田地域の地形・地質
 3.3 地震被害の特徴
 3.4 地震被害
4.長野県西部地震
 4.1 地震および被害の概要
 4.2 木曽御岳南麓の地形・地質
 4.3 地震被害
 4.4 復旧
5.千葉県東方沖の地震
 5.1 地震および被害の概要
 5.2 南関東地域の地形・地質
 5.3 地震被害
6.釧路沖地震 
 6.1 地震および被害の概要
 6.2 釧路地方の地形・地質
 6.3 地震被害
7.北海道南西沖地震
 7.1 地震および被害の概要
 7.2 道南地方の地形・地質
 7.3 地震・津波被害
8.北海道東方沖地震
 8.1 地震および被害の概要
 8.2 道東地方の地形・地質
 8.3 地震被害
 8.4 釧路沖地震と北海道東方沖地震の比較
9.兵庫県南部地震
 9.1 地震および被害の概要
 9.2 阪神・淡路地域の地形・地質
 9.3 地震被害
 9.4 兵庫県南部地震以降の変化
10.まとめ
 謝辞

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