2019年10月に発生した福島県矢祭町の橋梁災害復旧対応で、矢祭町より感謝状をいただきました

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台風19号による大雨の影響で流失した福島県矢祭町の高地原橋の災害復旧対応に対し、矢祭町様より感謝状をいただきました。

 2019年10月12日、台風19号による大雨により、福島県矢祭町を流れる久慈川が増水しました。その影響で、町内の高地原地区と外部を結ぶ唯一の路線である町道高地原線の高地原橋が流失し、孤立集落(11世帯30名)が発生しました。災害発生直後は台風被害の影響で運休となっていたJR水郷線の鉄道橋を渡るのが唯一の交通手段となっており、早期復旧が地域住民から熱望されておりました。

 矢祭町長は福島県知事へ支援要請し、町と県の協働により応急復旧、本復旧に総力をあげ取り組まれました。
 弊社では、矢祭町から要請を受け、被災状況把握、仮橋計画、被災橋撤去、本設橋検討などを行い、関連する建設会社及び地質調査・測量会社と連携をとりながら、災害査定申請資料作成及び本設橋詳細設計、仮道設計まで設計面全般に尽力しました。
 その結果、滞りなく災害査定を経て、発災からわずか約25.5ヶ月の2021年11月27日に本設橋の開通式を迎えることができました。今後も災害復旧を通じて安全安心な地域住民の生活を支える社会基盤整備に貢献してまいります。
 


佐川町長、内堀知事らによるテープカット


渡り初め