私は関西出身で、幼いころから両親に阪神淡路大震災の話を聞かされており、大学進学時には、地震をはじめとする地球科学を学べる大学を選びました。さらに、就職活動時には、地震に限らず(自然災害が多い日本だからこそ)「防災」に携わる仕事に就きたいと考えるようになりました。
地質技術部では、ボーリングをはじめとする「地質調査」を主に、構造物の点検や地下水の調査も行っています。これらの調査結果から考えられるリスクを想定し、適切な対応策や改善策をお客さんに提供します。専門的な話であっても、お客さんに理解していただけるように説明したり、資料に分かりやすくまとめたりと、相手に分かりやすく伝える能力が必須となります。
とくに地質構造は、地面の下の目に見えないもので、それを三次元モデル化することで視覚的に分かりやすく伝えるなどの工夫をし、お客さんによろこんでいただけると、資料を作成したかいがあったと、こちらもうれしくなります。
自分ひとりではなかなか対処できない問題でも、先輩や上司にサポートしてもらいながら対処していくことで、じゅうぶんに成長できる環境にあります。また、仕事は仕事、プライベートはプライベートとメリハリのある職場ですので、自分の時間も大切にできると思います。
就活生の皆さん、たいへんな時期だとは思いますが、体調に気をつけて頑張ってください。
(情報、肩書等は 2025 年 3 月取材時のものです)