ノルウェー地盤工学研究所(NGI)と洋上風力プロジェクトに関する 相互協力に関する覚書を締結

プレスリリース

 基礎地盤コンサルタンツ株式会社(本社:東京 柳浦良行社長)は、日本における洋上風力発電事業での地盤調査・評価等に関する相互協力に関するMOU(覚書)をノルウェー地盤工学研究所パースオフィス(NGI:ボイラン代表取締役)と締結しましたのでお知らせします。
 弊社は洋上風力発電に関わる海底地盤調査のトップランナーとしてこれまで多くの海域において調査を行い、事業者の方々に風車基礎設計やウインドファーム認証に必要な地盤情報を提供してきました。
 NGIは50年以上にわたり世界的な海上地盤業務の経験があり、世界の地盤評価業界をリードしてきました。NGIの洋上風力発電事業に関する専門性は、初期計画から、地盤調査・評価、設計、設置、操業までを支援する一連の地盤関連サービスを提供してきたことです。

 今回の相互協力のMOUでは、基礎地盤コンサルタンツ側として、日本固有の現場条件や日本式の海上探査と地盤調査、地盤評価に関するノウハウをNGIに提供します。
 NGI側としては、海外の洋上風力発電における地盤調査手法と計画、洋上風力基礎の設計概念、浮体式風力タービンの設計と設置を支援するための地盤調査や海外での地震と地盤ハザード評価手法のノウハウを基礎地盤コンサルタンツに提供します。
 今後、共同で日本の洋上風力発電プロジェクトの調査・評価・基礎設計の実施を模索する計画です。また、日本の海底地盤ハザード(海底地質リスク評価)の共同研究を進めることとしています。



調印風景(新型コロナ禍のためWEBで実施)


関連情報

<英語版>Kiso-Jiban and NGI Sign MOU on Offshore Wind Energy
当社の洋上風力の調査技術が新聞特集記事で取り上げられました